Azure CLI(az login)でブラウザでのサインインを有効にする

「az login」コマンドは、Azure CLI 2.61.0以降、Webアカウントマネージャー(WAM)がWindowsの既定の認証方法になっています。
従来のブラウザを使用してサインインができるように設定変更をします。

設定内容

Azure CLI構成ファイルの「enable_broker_on_windows」を「false」に設定することで、ブラウザを使用したサインインとなります。

CLI構成値と環境変数

設定の変更はコマンドもしくは設定ファイルの直接修正のいずれかで行います。

方法1:コマンドによる設定

az config set core.enable_broker_on_windows=false

方法2:構成ファイルの修正

構成ファイルは「%USERPROFILE%.azure\config」になります。
ユーザのホームディレクトリの「.azure」フォルダにあります。
「core」セクションに追加することになります。

[core]
enable_broker_on_windows = false

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